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和歌浦 [和歌山生活]

和歌山市の南の方には和歌浦という風光明媚な一帯が広がっています。もともと若の浦と呼ばれていたようです。山部赤人が行幸のお供の際に詠んだ 若の浦に 潮満ち来れば 潟(かた)をなみ 葦辺をさして 鶴鳴き渡る という有名な和歌があるそうです(実は知らない、汗)。片男波海水浴場はこの歌から来ているらしいです。

市内の見どころは多いようなのですが、だんだんと距離が離れていきます。和歌山の観光地はどこに行っても駐車場代(一回500円~1000円)がかかるのと、道が狭くすれ違いが困難なので車で出かけるのはちょっと躊躇ってしまいます。今回は和歌浦へ出かけてみました。歩道が広いところまでは歩き、その先はバスに乗りました。和歌浦方面へのバスは比較的数が多く、1時間に2-3本は走っています。和歌浦口行が一番数が多いみたいです。和歌浦口から少しだけ怖い思いをしながら(車は2車線で歩道は一人分くらいの幅、カーブなのでやや怖い)塩竈神社の裏手に到着します。信号付の横断歩道で反対側にわたると不老橋のバス停があり、案内板が出ていました。

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この案内板を見る前に玉津島神社に入ってしまい、鏡山に登ってしまいました。高いところがあるとついつい登ってみたくなります。

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もともとこの辺りは小島で出来ていて、だんだんと陸地になったようです。この鏡山、それほど高いわけではなく2-3分で頂上に到着しますが景色は良かったです。

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眼下に不老橋、その先には片男波海水浴場が見えます。また、紀三井寺も眺めることが出来、かつては渡し船が出ていたらしいです。復活してもらえないでしょうか?

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鏡山から片男波に行く途中に不老橋があります。大学があったのは不老町でした・・・・・

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片男波海水浴場。きれいな砂浜で、管理が行き届いているようでした。

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片男波公園の中にはレストランや見学施設=万葉館(入場無料で紹介ビデオは見ごたえあります)、野外ステージ、万葉の小道などいろいろと整備されています。万葉の小道を行くと先端に鶴(たず)のモニュメントが設置されています。

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海沿いを和歌浦口の方にもどっていくと三断橋という県内最古の橋があり、その先が妹背山です。

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妹背山には多宝塔や海観閣などがあり、タイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。

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この後は和歌浦口からバスで和歌山駅まで(300円)で戻ってきてしまいました。

この辺り一帯を紹介されているサイト:  http://kataonami.mj-macseven.com ネイティブわかやマンと行く!和歌浦・片男波公園ガイド

まだまだ見どころが沢山ありそうです。和歌浦にある高津子山(章魚頭姿山)の頂上には展望施設らしいものがあり、これはぜひ行ってみたいところです。昔は南海がケーブルカーを走らせたりしたこともあったようです。ストロー現象で人を大阪に吸い上げられてしまっていますが、せっかくの地の利を活かして、街の活性化をして欲しいものです。


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