和歌山電鐡 貴志川線 [和歌山生活]
沿線マップを見るといろいろな見どころが有りそうです。電車は1時間に2本の運行なので車のほうが便利、という地元民のほうが多いですが今回は電車を満喫する旅にしました。今日は平日ですが工場の公休日です。春休みが始まっているのでアチコチで子連れの方をみました。同じ構内で働いている人たちかもしれません。
で、パンフレットによると一日乗車券(650円)が発売されているようです。和歌山―貴志が370円ですから単純往復でも元がとれる計算です。どれだけ乗ったとか気にせず、元は取れているのでノンビリと楽しむことが出来ます。和歌山駅で外につながっている改札はJRのものしか有りません。JRの改札で「和歌山電鐡に乗ります」というとそのまま通してくれて、和歌山電鐡のホーム直前で切符を買うことになります。一日乗車券はJR和歌山駅の和歌山バス定期券売り場でも販売しているので、事前に購入しておきました。
ちなみに関西3dayチケット(5000円)http://www.surutto.com/tickets/ticket_3day.phpも和歌山バス定期券売り場で購入出来ます。これがあればバスで市駅に出て、南海・京阪などで桜満開の京都へお安く行くことが出来ます。3日間有効ですが、連続している必要はないので週末日帰り3回分とかでもOKです。
今朝は曇りで肌寒く出かけるのを躊躇いましたが、貴重な平日休みですので出かけることにしました。8時ごろに和歌山駅に到着。JR係員に一日乗車券を見せると「そのままどうぞ」と通してくれます。和歌山電鐡(和歌山線ではありません-奈良方面行きのJR線の名前です)のホームに行って改札で見せると親切に使用日の部分をこすって削ってくれます。スクラッチくじとかの削る部分って手にくっついたりして嫌なのですが、それをやってくれます。割り箸を加工したような道具でキッチリと。結構持っている人多いので慣れてるのかもしれません。
で沿線の写真はこんな感じですが、まずは貴志駅(終点)を目指します。
寝ていた たま駅長ですが、人が増えたので起きたようです。フラッシュは猫がビックリしますからOFFです。猫の目って光るんですねぇ。帽子かぶってないとただの猫?
貴志駅から近くのホタルの里へ歩いてみます。
一級河川の貴志川です。この橋は架け替えするようで、向こう側で橋の基礎を作っていました。だいぶ老朽化している?
この辺りを国主淵(くにしふち)というそうです。残念ながら烏帽子岩とかはよく分かりませんでした。反対側にある神社に渡ろうと吊り橋を目指しましたが、
今は渡れないようです。早く通れるようにしてもらえるとうれしいです。結構高いので怖いかもしれませんが。この辺り桜の木が結構あるので花が咲くと綺麗だと思います。宴会するのにちょうどよい広場なんかもありますし。ただ、車じゃないとアクセスしにくいので呑まない人は重宝されそうです。この時点でようやく日差しが少し出てきました。
貴志駅に戻ると丁度次は たま電車 でした。前からみると猫の顔みたいですね。
次の目的地は大池(おいけ)遊園です。ここは前に会社の倉庫に行く途中に車の中からみて面白そうだなと目をつけていました。池の周りに桜がたくさん植えてあるので満開になれば綺麗だと思うのですが、どうも1週間ほど早過ぎたようです。和歌山市内ではかなり咲いていて、樹によっては満開くらいのもある(和歌山城は五分咲きらしい)のですが少し気温が違う感じがしました。駅を降りると散策ルートが掲示されていました。この沿線の駅は大体どこにも見どころなどがあるようでこの手の掲示板があります。これってネットとかで紹介されているのかな?
今回は水も食料も防寒着も持たない手ぶらなのであきらめましたが、いつかは行ってみたいですね。桜のシーズンは車がたくさんくるようで、日時限定の駐車禁止標識。365日24時間のうちのほんの少ししか必要ない・・・
花田園さんというところの私有地らしいのですが、公園みたいになっているので散策します。ボート小屋もありましたが係の人がいませんでした。30分で900円はちょっと高いか?ここに電車がきたら良い感じ、っていうところで写真を撮りましたが、パンフレットにも紹介されてました。私程度の思い付きではダメなんですね。
大池遊園駅前の桜は結構咲いてました。この樹の下にはベンチが二つ。花見をしながら弁当食べるには丁度良いかもしれません。
駅にもどったら丁度和歌山行の電車がくるところで、ぐるっと回って約30分の散策でした。次の目的地は紀伊三社(?)の竈山神社です。日前宮・伊太木曽神社・竈山神社の3つにお参りするみたいです。ところが、伊太木曽駅ですれ違いを待って(貴志川線は単線ですのでいくつかの駅ですれ違いがあります)いると反対側に おもちゃ電車 が到着しました。これは乗り換えるしかない、ということで一日乗車券大活躍です。
おもちゃ電車の中にはディスプレイやガチャガチャ(普通に販売してまう)なんかがあります。
ちなみにすれ違いを待つ間に駅舎のほうを眺めていたら撮影会やってました。想像するに にたま駅長 の撮影だと思われます。人間と違いますから帽子をかぶせてカメラの方を向かせるのは大変です。猫も大変でしょうが、撮影助手のほうが飛んだり跳ねたり手をたたいたり大変そうでした。
和歌山電鐡はワンマン運転です。和歌山駅以外は2両編成のうち運転士が乗っている側の1両だけのドアが開きます。運転士側が降り口で、遠い側が乗り口です。和歌山駅と貴志駅以外では整理券を取って乗車します。降りるときは運転士の近くにある運賃箱に料金を入れます。一日乗車券は見せて降ります。切符を売っている駅は少ないので大勢がお金を払うようなことになると停車時間が長くなります。後ろに乗っている場合には一番前に移動しないと降りられません。ホームに電車が止まっても○○方面乗車口と書かれた位置以外のドアは開きませんのでご注意を。ちなみに料金箱はバスについているようなやつで両替(お早めに・・)もできます。
貴志駅まで行って折り返し。今度は竈山駅まで行きます。竈山神社は竈山駅から徒歩15分程度ですが、途中で交通量の多いセンターラインの無い道路を通るのでかなり怖いです。こんな細い道を10トン車とかダンプが通りぬけていきます。大きな道路をつないでいるので仕方ないのですが、和歌山では歩行者が車をよけるのがローカルルールです。歩行者優先などと言っていても痛い思いをするのは自分です。
で、竈山神社に無事到着。由緒を見るとかなり立派な神社であることがわかります。
由緒の書いてある先に入口が有ったので入ってみましたが横道でした。その先歩道がなくなっていたので正解だったのですが、やっぱり参道を戻ってきちんと正面に立ってから入り直しました。立派な社殿で、なんとなく背筋が伸びるような感じです。せっかくなのでお参りしました。
これで三社を回ったことになります。心のつかえがとれたようでスッキリ。
駅に戻ったら3分前に和歌山行の電車が行ったばっかりで、30分待ちかとおもいきやこの時間帯には特別に1本余分に出ているようで、15分待ちでした。それでも反対側が先にきたので、交通センター前まで行ってから和歌山行に乗りました。交通センターは運転免許更新などをしている施設ではありますが、交通公園を併設していてここにも結構な数の桜が植えられていました。まだ咲いてませんでしたけど。
すぐに反対側から和歌山行が来て(単線だからホーム移動の必要なしw)、和歌山駅まで戻り和歌山電鐡貴志川線の旅は終了です。
お腹が空いたので最近駅前に出来た 美園食堂 でラーメン食べました。湯浅ラーメンとかいうジャンルで ひしお と同系列らしいです。和歌山ラーメンは中華そばで麺が美味しくないですが、ここのラーメンは平打ちちぢれ(卵?)麺で麺も美味しく頂きました。あっさり白醤油が600円で、追加チャーシューが250円。メンマもチャーシューも美味かったです。ハイボールとかあるのでチャーシュー+メンマのセットをつまみで出すとか、ラーメンの上下分離とかしてくれると良いな、と思いました。でも駅前だから出張帰りとか危ないかな。
本日の歩行は12,000歩くらいでした。最近体重が減りません。食べ過ぎーーーー
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